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世界で一番売れた映画は?

 世界中の映画館で、もっともお金を稼ぎ出した映画は何でしょう。気になりますよね。2012年の時点では、世界最高興行収入を記録した映画は、ズバリ「アバター」です! 27億ドル以上の興行収入がありました。ドル円を80円として日本円換算すると、1,680億円以上ということになります。すごいですね。そして2位は、「タイタニック」で21億ドル、3位は「アベンジャーズ」で14億ドル、「ハリー・ポッターと死の秘宝 PART2」が13億ドルで4位、「トランスフォーマー ダークサイド・ムーン」が5位で11億ドルとなっています。

映画全盛期はすでに過ぎ去り、映画館では映画をみない、DVDで済ます人も増えているというのに、なぜ比較的新しい映画が興行収入を塗り替えていくのか、というと、これはインフレのせいです。物価が上がればもちろん映画のチケットも値段が上がります。50年前とは、1ドルの価値がそもそも違うわけですね。インフレーション率を計算した上での、興行収入第1位は、「風と共に去りぬ」なのだそうですよ。また、映画は1本だけとは限らず、シリーズ化して製作されるものも多いですよね。シリーズすべての興行収入で比較すると、もっとも売れたシリーズは「ハリー・ポッター」。次が「ジェームズ・ボンド」となっています。

 ちなみに、日本国内での興行収入を見ると、「千と千尋の神隠し」がもっとも多く304億円、「タイタニック」が262億円、「ハリー・ポッターと賢者の石」が203億円となっています。世界でもっとも稼いだ「アバター」は、日本では150億円ほどの興行収入。「千と千尋の神隠し」とは倍近い差が出ています。